A. 広義のKJ法、狭義のKJ法とは?
Q. 広義のKJ法は川喜田二郎氏の問題解決学にかかわる思想と技術の全て、狭義のKJ法はデータをまとめるパートの事を指します。
狭義のKJ法は「
KJ法の進め方」を参照してください。基本的にデータをまとめる、とか、問題解決学などで使われる用語としては、"収束"させる技術です。
広義のKJ法は、そもそも問題解決とはどいうことか、人間が人間らしく生きるとはどういうことか、創造性とはどこから生まれるのか、といった哲学的な面と、人生に生きがいをもち、仕事にはヤリガイをもてるようにすることを「課題・問題」と捉え、それを解決させるための諸技術(狭義のKJ法も含む)のことを云います。
KJ法の問題解決学や、川喜田二郎氏の哲学は、狭義のKJ法と密接に結びついていますが、簡単には説明しきれません。今後、順を追って、少しづつご案内していきます。
監修・文責
株式会社エバーフィールド
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- 2008/06/28(土) 00:20:00|
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A. KJ法の進め方は?
Q.4つのステップから構成されています:
1. ラベルづくり
テーマに沿って、素材となるデータ(文章)を、ラベルに記入します。
(文章によるラベルの代わりに写真や図解でも構いません)
2. グループ編成(ラベル広げ → ラベル集め → 表札づくり)
ラベル全部が俯瞰できるよう並べ、一枚一枚良く読み、似たものをよせて〔表札〕を作り元ラベルの上に置きクリップで留めます。〔表札ラベル〕と〔表札がつかなかったラベル〕を使い、同じ様に俯瞰し上位の〔表札〕を作っていきます。
効果: "分類"せず感覚(無意識)を使うことで、先入観にとらわれないアナロジー(親近性)によるデータ群の関係を構築できる。
3. 図解化(空間配置 → 図解化)
ストーリー性を考えながらラベル群を空間に配置し拡げ、シンボルマークをつけ島どり線や関係線を引きます。
効果: データ群の関係性を空間的に俯瞰でき、直感的かつ論理的に全体の構造を把握できる。
4. 叙述化(口頭発表 → 文章化)
図解を基に文章化し発表し意見交換を行います。文章化の際に気付いた点は盛り込んで構いません。
効果: 複雑なデータ群の関係性や全体の構造が明快なロジックにより説明できる。叙述化がうまくいかない場合は、作業中ミスを起こしていた可能性が高い。
詳しくはこちら:
http://www.everfield.co.jp/KJ/step.html監修・文責
株式会社エバーフィールド
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- 2008/06/27(金) 00:20:03|
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A. KJ法とは?
Q1) 短い回答:
KJ法(ケイジェイ法)は、仮説法(アブダクション)による問題解決の技法・発想法です。
Q2) 長めの回答:
KJ 法は、川喜田二郎氏が開発したデータをまとめる手法です。論理学的には仮説法と呼ばれる体系にあたり、先入観・偏見を排して、データを集め、データをまとめ、新たな視点からの発見や問題解決策を導き出す発想法です。KJ法は、マニュアルにアテハメて解決することの難しい"正解のない"問題を解決するための実務的な手法であり、日本で最も有名なアイデア発想法として知られています。
詳しくはこちら:
http://www.everfield.co.jp/KJ/index.html
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- 2008/06/26(木) 00:01:56|
- KJ法
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私の会社ではKJ法という技法を教えています。ウエブページやブログも作り詳細を載せていますが、まだモバイルサイトは作っておらず、いつかそのうち用意しようと思っていました。ところが、このブログは、簡単にモバイルブログに変換されることに気づきました。便利なので、早速このブログでも、KJ法情報をご提供していくことにします。
このブログで提供するKJ法情報は、PC用ウエブの内容をモバイル用に再構成しています。情報と重複している箇所が多々生じると思いますがご了承ください
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- 2008/06/25(水) 21:54:25|
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